2009年07月11日
旅…六日目(霧多布~涙岬・6月27日)
霧多布岬のキャンプ場の朝…

バンガローに囲まれるように芝生のサイトがある小さなキャンプ場で、
他には小さな管理棟とトイレ棟、屋根のかかった炊事場があるだけです
こちらも風が強いと遮るものがありません…

しかしこの日は快晴…風もなく気持の良い朝を迎えました…!
朝食は…そろそろ家から持ってきたものを食べてしまわなくては…笑

あっ、カップ麺が二つづつあるのは…サイズがミニだからです…笑
この駐車場には一人旅のライダーが三名と車中泊のご夫婦が私達の他に
三組いらっしゃいましたが、ご挨拶を交わした方は何と三重ナンバー!
北海道へは毎年来ているとの事でした!…何度目か聞くのは忘れちゃった…爆
それぞれ挨拶を交わしながら早々と出発です…!
私たちは昨夜見られなかった、すぐそばの 霧多布岬 へ…

崖に張り付いた緑が綺麗で朝日を浴びてとても眩しかったですね…
続いて向かったのはキャンプ場の向こうに見えた岬を、更に越えた
… アゼチの岬 …
トイレ棟のある結構広い駐車場からは少しだけ歩きます…

大小の島が見え、こちらも空と海と緑と岩礁のコントラストが綺麗です…

本道との位置関係は…
(前記事で…ゴメ島へ向かい…とあったのは間違いで、削除しました)
地図はこちら…
さて、アゼチ岬をたって間もなく牛横断注意の看板の所で… 何と!

…決してヤラセではありません!…爆
そこへ…カラスも飛んできて…!

ちゃっかり仲間入りです!…笑

ケンタが牛に驚いて、ちょっぴり及び腰で吠えていると…笑

何事か…とシェパード君が歩み寄りますが、お兄さんに呼び止められて
すぐに引き返しましたよ…笑
更に間もなく行くと、これからが漁の盛りの昆布が干してありました…!

私もえりもへ15年間、夏休み中は昆布干しの手伝いに通ったものです…
霧多布から東へ6km程のところにあるのが… 琵琶瀬展望台 …
クリックで大きくなります…

地震によって窓岩が形を変えた…

確かに一か所が崩れてしまったようですね…
クリックで大きくなります…

おっと、忘れてはいけませんでした…

景色だけでなく…足元には綺麗な花たちも咲いています…笑

更に西へと車を走らせると…浜中町から厚岸町へと向かう途中に…
知る人ぞ知る… 涙岬 …があります
舗装の無い小さな駐車場で思わず行きすぎてしまい、慌てて戻りました!

駐車場に車を置き、細い砂利道を進みます…
周りは高い木はなく、草花が生えているだけ…間もなく道しるべが…

ふた手に分かれていますがまっすぐに進むと木道が現れ、
切り立った崖を左に回り込むと間もなく見えてくるのが…

…涙岬…

その昔、鰊漁が華やかなりし頃、厚岸の若者と霧多布の網元の娘が
恋に落ちた物語である。
ある嵐の日、厚岸から船で霧多布へ向うとき、ここまで来て座礁し、
若者は海の底に消えてしまった。それを知った娘は、この断崖に立って
泣きながら、声をかぎりに若者の名を呼び続けていたと云う。
今でも、この岬を訪れると断崖に悲しい娘の顔を見ることができる。
…雨が降ると水の流れが涙のように見えるのだとも…
クリックで大きくなります…

ここからは先程別れ道の道標に記された… 立岩 …が望めます…

そしてこれこそが、自身の帰りを待ちわびる愛する娘の悲しい叫びに向い
一歩一歩、岸にたどりつこうとする若者の姿なのだとも…
嵐の夜には、娘の悲しい咽び泣きと若者の恋こがれて叫ぶ声が
風と共に聞こえてくると云う…
クリックで大きくなります…

地図はこちら…
…つづく…

バンガローに囲まれるように芝生のサイトがある小さなキャンプ場で、
他には小さな管理棟とトイレ棟、屋根のかかった炊事場があるだけです
こちらも風が強いと遮るものがありません…

しかしこの日は快晴…風もなく気持の良い朝を迎えました…!
朝食は…そろそろ家から持ってきたものを食べてしまわなくては…笑

あっ、カップ麺が二つづつあるのは…サイズがミニだからです…笑
この駐車場には一人旅のライダーが三名と車中泊のご夫婦が私達の他に
三組いらっしゃいましたが、ご挨拶を交わした方は何と三重ナンバー!
北海道へは毎年来ているとの事でした!…何度目か聞くのは忘れちゃった…爆
それぞれ挨拶を交わしながら早々と出発です…!
私たちは昨夜見られなかった、すぐそばの 霧多布岬 へ…

崖に張り付いた緑が綺麗で朝日を浴びてとても眩しかったですね…
続いて向かったのはキャンプ場の向こうに見えた岬を、更に越えた
… アゼチの岬 …
トイレ棟のある結構広い駐車場からは少しだけ歩きます…

大小の島が見え、こちらも空と海と緑と岩礁のコントラストが綺麗です…

本道との位置関係は…
(前記事で…ゴメ島へ向かい…とあったのは間違いで、削除しました)
地図はこちら…
さて、アゼチ岬をたって間もなく牛横断注意の看板の所で… 何と!

…決してヤラセではありません!…爆
そこへ…カラスも飛んできて…!

ちゃっかり仲間入りです!…笑

ケンタが牛に驚いて、ちょっぴり及び腰で吠えていると…笑

何事か…とシェパード君が歩み寄りますが、お兄さんに呼び止められて
すぐに引き返しましたよ…笑
更に間もなく行くと、これからが漁の盛りの昆布が干してありました…!

私もえりもへ15年間、夏休み中は昆布干しの手伝いに通ったものです…
霧多布から東へ6km程のところにあるのが… 琵琶瀬展望台 …
クリックで大きくなります…

地震によって窓岩が形を変えた…

確かに一か所が崩れてしまったようですね…
クリックで大きくなります…

おっと、忘れてはいけませんでした…

景色だけでなく…足元には綺麗な花たちも咲いています…笑

更に西へと車を走らせると…浜中町から厚岸町へと向かう途中に…
知る人ぞ知る… 涙岬 …があります
舗装の無い小さな駐車場で思わず行きすぎてしまい、慌てて戻りました!

駐車場に車を置き、細い砂利道を進みます…
周りは高い木はなく、草花が生えているだけ…間もなく道しるべが…

ふた手に分かれていますがまっすぐに進むと木道が現れ、
切り立った崖を左に回り込むと間もなく見えてくるのが…

…涙岬…

その昔、鰊漁が華やかなりし頃、厚岸の若者と霧多布の網元の娘が
恋に落ちた物語である。
ある嵐の日、厚岸から船で霧多布へ向うとき、ここまで来て座礁し、
若者は海の底に消えてしまった。それを知った娘は、この断崖に立って
泣きながら、声をかぎりに若者の名を呼び続けていたと云う。
今でも、この岬を訪れると断崖に悲しい娘の顔を見ることができる。
…雨が降ると水の流れが涙のように見えるのだとも…
クリックで大きくなります…

ここからは先程別れ道の道標に記された… 立岩 …が望めます…

そしてこれこそが、自身の帰りを待ちわびる愛する娘の悲しい叫びに向い
一歩一歩、岸にたどりつこうとする若者の姿なのだとも…
嵐の夜には、娘の悲しい咽び泣きと若者の恋こがれて叫ぶ声が
風と共に聞こえてくると云う…
クリックで大きくなります…

地図はこちら…
…つづく…
旅…七日目(地球岬~…6月28日)
旅…七日目(えりも岬~地球岬・6月28日)
旅…七日目(えりも岬・6月28日)
旅…六日目(涙岬~えりも・6月27日)
旅…五日目(野付半島~霧多布・6月26日)
旅…五日目(羅臼~野付半島・6月26日)
旅…七日目(えりも岬~地球岬・6月28日)
旅…七日目(えりも岬・6月28日)
旅…六日目(涙岬~えりも・6月27日)
旅…五日目(野付半島~霧多布・6月26日)
旅…五日目(羅臼~野付半島・6月26日)
Posted by naminosabaoh at 18:50│Comments(6)
│北海道一周車中泊の旅
この記事へのコメント
こんばんわ
海辺の風景はやはり晴れて日差しが強い方が写真も気持ちいいですね。
決してヤラセではありません、とありますが、
ヤラセだとそれはそれですごい労力だろうなぁ、と思いました(笑)。
海辺の風景はやはり晴れて日差しが強い方が写真も気持ちいいですね。
決してヤラセではありません、とありますが、
ヤラセだとそれはそれですごい労力だろうなぁ、と思いました(笑)。
Posted by guitarbird
at 2009年07月12日 00:34

ギタバさんへ
おはようございます
稚内を過ぎてオホーツクに入ってからは天気が良く、青い空のもと素晴らしい景色に出会う事が出来て本当に良かったです…
牛の横断は本当にラッキーでした…笑
シェパード君も立派に牛をガイドしていましたよ…笑
おはようございます
稚内を過ぎてオホーツクに入ってからは天気が良く、青い空のもと素晴らしい景色に出会う事が出来て本当に良かったです…
牛の横断は本当にラッキーでした…笑
シェパード君も立派に牛をガイドしていましたよ…笑
Posted by naminosabaoh
at 2009年07月12日 09:41

道路を牛が横断するなんて、いかにも北海道らしいですね!
海の色も凄い綺麗
コバルトブルーの綺麗な色ですね!
海の色も凄い綺麗
コバルトブルーの綺麗な色ですね!
Posted by 百式 at 2009年07月12日 11:54
百式さんへ
こんにちは
この他にも狐が三度も飛び出してきて危なかったんですよ…!
こうしてのんびりと待つのはいいんですけどね…笑
空と海のブルーそして緑…何とも素敵なコントラストでした!
こんにちは
この他にも狐が三度も飛び出してきて危なかったんですよ…!
こうしてのんびりと待つのはいいんですけどね…笑
空と海のブルーそして緑…何とも素敵なコントラストでした!
Posted by naminosabaoh
at 2009年07月12日 12:25

こんにちは
牛たち、あらためてみるとほんとうに大きいですね!
ケンタくんも、びっくりだったでしょうねー^^
シェパードって近頃あまり見かけませんね。懐かしい感じしました。
涙岬へつづく広々としたあたりを、風にふかれながら歩いているような、気持ちよい空気を感じましたよ。
つづきもたのしみです。
牛たち、あらためてみるとほんとうに大きいですね!
ケンタくんも、びっくりだったでしょうねー^^
シェパードって近頃あまり見かけませんね。懐かしい感じしました。
涙岬へつづく広々としたあたりを、風にふかれながら歩いているような、気持ちよい空気を感じましたよ。
つづきもたのしみです。
Posted by harry at 2009年07月12日 14:48
harry さんへ
本当に大きい!…一度車が囲まれて、動けない事がありましたよ!…笑
車の横の方から移動していったので、ケンタも…うぉっ…うぉっ…って感じで腰が引けてました…爆!
涙岬への道は…このまま、何処か遠くへ行けそうな…そんな気がしますね…
本当に大きい!…一度車が囲まれて、動けない事がありましたよ!…笑
車の横の方から移動していったので、ケンタも…うぉっ…うぉっ…って感じで腰が引けてました…爆!
涙岬への道は…このまま、何処か遠くへ行けそうな…そんな気がしますね…
Posted by naminosabaoh
at 2009年07月12日 18:20
