記念日…
10月5日、娘が嫁ぎました。
娘には内緒で披露宴後の二次会で両親からの言葉を送りたい…
そう頼まれて娘の友人に託しました。
遥へ…楽しい日々をありがとう。
おまえが生まれた日の朝、女の子と聞いた時…あぁ、この子はお嫁さんになるんだなぁ…って、父さんは思ったよ。
でもね、それは決して寂しいとかいうのではなく、おまえのお母さんと出会った日のことを思い出したからなんだよ。人は皆、出会いと別れを繰り返し、そして今日のおまえたちのように結ばれる。きっとおまえにも、そんな幸せな日が来ると思えたから。
去年、父さんは三度の入院に五回の手術と、四ヶ月もの間病院暮らしだった…その他にも今日までいろんなことがあったけれど、いつもちゃんと乗り越えてこられたのは、私達にはお母さんという「太陽」がいてくれたから…そしてそれは、そんな太陽の光を浴びて咲く「ひまわり」のように育ってくれた遥が一番よく知っているよね。
今日からおまえは、健太さんとふたりで新たな家庭を築いて行きます。
これから二人の前にもいろんなことがあるだろうと思う。それでも、そんな時にはきっと、昨日まではひまわりだったおまえが太陽になって、どんな困難もきっと乗り越えてくれる…父さんはそう信じているよ。
健太さん、遥…今日は本当におめでとう。
あっ、でも今日という日は決してお別れなんかじゃなくて、新しい家族が出来たのだと父さんは思っているよ。
健太さん、遥…明日からもよろしくね。 遥の父さんより
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